忘れちゃいけない、端末廃棄時のデータ消去!!
多くの企業がテレワーク環境へと変化のスピードを上げる中、また政府の「新しい生活様式」や「働き方改革推進支援助成金」等によるテレワーク推進の助成金等により、古い端末から新しい端末への乗り換えが促進しています。
廃棄パソコンはメーカーに回収をお願いするか、弊社が引き取りますが、データ消去をしないまま破棄される方も少なからずおられます。
個人情報やお客様情報を守るためには、パソコンの廃棄前に必ず御社内でデータ消去をし、データ消去報告書を取得、作成してください。これは個人情報漏洩防止や企業情報の情報漏洩防止等のセキュリティを担保する為には必須の作業です。
ファイルを消去するだけではデータは残ってしまいますので、ハードディスク及びSSDの中のデータを完全に削除しなければなりません。
少し前の情報ですが、ある官公庁のPC廃棄の際に、3900個ものHDDが流出し、個人や企業の納税情報やその他の情報が流出する事件がありました。
消去し忘れたデータを悪用する人たちが今、増えています!
必ずPCを廃棄する前にはデータの完全な消去を(ファイルのdeleteでは復元可能です。)実行して下さい。
完全消去とは、すべてのデータ格納エリアに少なくとも1回の上書きをする方法が用いられています。


そこでお勧めするのが、下記のセキュドライブ社の2つの製品になります。
(1)Secudrive Drive Eraser -USB型HDDデータ完全消去ソリューション
主に同一拠点でのディスクデータ削除で使用され、ほぼ同時に複数台のディスクの削除が可能です。
Secudrive Drive Eraser(USB型HDDデータ完全消去ソリューション)は、データを消去するPCにUSBメモリを接続して、
PC内のデータを完全消去し、未然に情報漏洩を防止することができます。
また、実行された消去レポートは、PC情報、HDD情報、消去削除情報(消去開始時間/消去終了時間)などの
詳細な内容についてのレポートをCSV、PDFファイル形式で管理することができます。
(2)Secudrive Sanitizer Enterprise -ネットワーク型HDD完全消去ソリューション
主に拠点が分かれている場合に使用すると便利です。
Secudrive Sanitizer Enterprise(ネットワーク型HDD完全消去ソリューション)は、クライアントプログラムを
ダウンロード後実行することによりディスクを完全消去します。複数のPCで同時に作業することができ、
遠隔で削除することが可能です。また、遠隔削除する際、CD-ROMやUSBメモリでのブートが必要ありません。
なお、ブートディスクを変更せずにリモートでデータを削除できるので、すべての削除作業をリモートで
モニタリングすることができます。
拠点単位に年間数十台~100台位のディスク削除であれば(1)がコストパフォーマンスに優れています。
価格例:
1.複数台のパソコンを保有され、合計10ディスク以下のデータを消去されたい場合には10,000円(消費税別)です。
2.30台のパソコンを保有され、外部HDDやSSD等のディスクを含めて50ディスクを消去されたい場合には、
定価で40,000円(消費税別)となります。(1.2.ともに保守費用は要りません。)
3.拠点が分かれ、かつ削除するディスクの台数が多く、少人数で素早く処理したい場合には(2)がお勧めです。
御社に最適なソリューションをご提案致します。
(1)Secudrive Drive Eraser -USB型HDD完全消去ソリューション

1:Windowsはもちろん、LinuxやMacOSでも同様にハードディスク及びSSDのデータを消去する事が可能です。
2:作業ログの保存ができます。
・コンピュータ情報:コンピュータ名、IPアドレス、
OS情報、コンピュータメーカー、ユーザー名
・ディスク情報:ディスクのモデル、シリアル番号、
ディスクタイプ、容量
・作業情報:消去方式、作業日時、作業時間
3:消去報告書が自動作成されます。
実行された消去レポートは、PC情報、HDD情報、
消去削除情報(消去開始時間/消去終了時間)などの詳細な
内容について、CSV、PDFファイル形式で管理することが
できます。
なお、このログとレポートは、IT資産管理にて
統合管理することができます。
4:複数台のPCを同時に消去可能です。
5:国際的に公認された消去アルゴリズムを複数個実装して
います。
・データの消去方法
→ 消去対象PCに「Secudrive DriveEraser USB」を接続してPCを起動後、USBメモリで直接ブートします。
1.BIOS設定

USBブート機能を利用するために、BIOS設定を変更する必要があります。USBのCDドライブでブートするためには、起動メニューで、
「USB Storage Device」を選択してブートの優先順位を最も高くします。

USBでブート起動後、「Freeze lock removal boot[DEFAULT]」または「Normal boot」を選択すると、
「WELCOME TO SECUDRIVE DriveEraser!!!」が表示されます。

2.消去モード設定
One Pass Zeros 1回上書き※定数
One Pass Random 1回上書き※ランダム
US DoD 5220.22-M 3回上書き
US DoD 5220.22-M(ECE) 7回上書き
US DoE M205.1-2 3回上書き
Canadian OPS-II 3回上書き
Canadian CSEC ITSG-06 7回上書き
British HMG IS5 Baseline 1回上書き
British HMG IS5 Enhanced 3回上書き
Russian GOST p50739-95 2回上書き
US Army AR380-19 3回上書き
US Air Force 5020 3回上書き
Navso P-5329-26 RL 3回上書き
Navso P-5329-26 MFM 3回上書き
NCSC-TG-025 3回上書き
NSA 130-2 2回上書き
NIST 800-88 1回上書き
NIST 800-88 1回上書き※ランダム
NIST 800-88 3回上書き
German VISTR 7回上書き
Australian ISM-6.2.93 1回上書き
Bruce Schneier 7回上書き
Gutmann's 35回上書き
User Defined
*上書き回数が多いほど消去時間はかかります。
Enterキーで消去ディスク、消去モードを選択します。
ー 消去モード一覧 -
3.消去実行

「除去開始」をクリックすると、消去作業を開始します。

データの消去中の画面になります。
3.SSDデータの消去方法
Secudrive Drive Eraser USBで起動した後、消去画面にて消去するSSDを選択し、SSDのデータを完全消去します。
ATA Secure Eraseコマンドを実行して、SSDのファームウェアレベルでNAND Cellを初期化します。
詳細は資料をダウンロードしてご確認下さい。
4.ログレポートの自動生成

WindowsOS起動時にて、Secudrive Drive Eraser USBよりログ&レポート画面が表示されます。PC情報、HDD情報、消去削除情報に関する詳細ログが生成され、消去ログをIT資産管理システムへ統合が可能です。
